マタイの福音書

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第 1 章

14 アゾルはサドクの父、サドクはアキムの父、アキムはエリウデの父、
15 エリウデはエレアザルの父、エレアザルはマタンの父、マタンはヤコブの父、
16 ヤコブはマリヤの夫ヨセフの父であった。このマリヤからキリストといわれるイエスがお生れになった。
17 だから、アブラハムからダビデまでの代は合わせて十四代、ダビデからバビロンへ移されるまでは十四代、そして、バビロンへ移されてからキリストまでは十四代である。
18 イエス?キリストの誕生の次第はこうであった。母マリヤはヨセフと婚約していたが、まだ一?にならない前に、聖?によって身重になった。
19 夫ヨセフは正しい人であったので、彼女のことが公けになることを好まず、ひそかに離?しようと決心した。
20 彼がこのことを思いめぐらしていたとき、主の使が夢に現れて言った、「ダビデの子ヨセフよ、心配しないでマリヤを妻として迎えるがよい。その胎?に宿っているものは聖?によるのである。
21 彼女は男の子を産むであろう。その名をイエスと名づけなさい。彼は、おのれの民をそのもろもろの罪から救う者となるからである」。
22 すべてこれらのことが起ったのは、主が預言者によって言われたことの成就するためである。すなわち、
23 「見よ、おとめがみごもって男の子を産むであろう。その名はインマヌエルと呼ばれるであろう」。これは、「神われらと共にいます」という意味である。
24 ヨセフは眠りからさめた後に、主の使が命じたとおりに、マリヤを妻に迎えた。しかし、子が生れるまでは、彼女を知ることはなかった。そして、その子をイエスと名づけた。
25 しかし、子が生れるまでは、彼女を知ることはなかった。そして、その子をイエスと名づけた。
1 神の子イエス?キリストの福音のはじめ。
2 預言者イザヤの書に、「見よ、わたしは使をあなたの先につかわし、あなたの道を整えさせるであろう。
3 荒野で呼ばわる者の?がする、『主の道を備えよ、その道筋をまっすぐにせよ』」と書いてあるように、
4 バプテスマのヨハネが荒野に現れて、罪のゆるしを得させる悔改めのバプテスマを宣べ?えていた。
5 そこで、ユダヤ全土とエルサレムの全住民とが、彼のもとにぞくぞくと出て行って、自分の罪を告白し、ヨルダン川でヨハネからバプテスマを受けた。
6 このヨハネは、らくだの毛ごろもを身にまとい、腰に皮の?をしめ、いなごと野蜜とを食物としていた。
7 彼は宣べ?えて言った、「わたしよりも力のあるかたが、あとからおいでになる。わたしはかがんで、そのくつのひもを解く値うちもない。
8 わたしは水でバプテスマを授けたが、このかたは、聖?によってバプテスマをお授けになるであろう」。
9 そのころ、イエスはガリラヤのナザレから出てきて、ヨルダン川で、ヨハネからバプテスマをお受けになった。
10 そして、水の中から上がられるとすぐ、天が裂けて、聖?がはとのように自分に下って?るのを、ごらんになった。
11 すると天から?があった、「あなたはわたしの愛する子、わたしの心にかなう者である」。
12 それからすぐに、御?がイエスを荒野に追いやった。
13 イエスは四十日のあいだ荒野にいて、サタンの試みにあわれた。そして?もそこにいたが、御使たちはイエスに仕えていた。