ルカの福音書

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第 1 章

14 彼はあなたに喜びと?しみとをもたらし、多くの人?もその誕生を喜ぶであろう。
15 彼は主のみまえに大いなる者となり、ぶどう酒や?い酒をいっさい?まず、母の胎?にいる時からすでに聖?に?たされており、
16 そして、イスラエルの多くの子らを、主なる彼らの神に立ち?らせるであろう。
17 彼はエリヤの?と力とをもって、みまえに先立って行き、父の心を子に向けさせ、逆らう者に義人の思いを持たせて、整えられた民を主に備えるであろう」。
18 するとザカリヤは御使に言った、「どうしてそんな事が、わたしにわかるでしょうか。わたしは老人ですし、妻も年をとっています」。
19 御使が答えて言った、「わたしは神のみまえに立つガブリエルであって、この喜ばしい知らせをあなたに語り?えるために、つかわされたものである。
20 時が?れば成就するわたしの言葉を信じなかったから、あなたはおしになり、この事の起る日まで、ものが言えなくなる」。
21 民衆はザカリヤを待っていたので、彼が聖所?で暇どっているのを不思議に思っていた。
22 ついに彼は出てきたが、物が言えなかったので、人?は彼が聖所?でまぼろしを見たのだと悟った。彼は彼らに合?をするだけで、引きつづき、おしのままでいた。
23 それから務の期日が終ったので、家に?った。
24 そののち、妻エリサベツはみごもり、五か月のあいだ引きこもっていたが、
25 「主は、今わたしを心にかけてくださって、人?の間からわたしの恥を取り除くために、こうしてくださいました」と言った。
26 六か月目に、御使ガブリエルが、神からつかわされて、ナザレというガリラヤの町の一?女のもとにきた。
27 この?女はダビデ家の出であるヨセフという人のいいなづけになっていて、名をマリヤといった。
28 御使がマリヤのところにきて言った、「?まれた女よ、おめでとう、主があなたと共におられます」。
29 この言葉にマリヤはひどく胸?ぎがして、このあいさつはなんの事であろうかと、思いめぐらしていた。
30 すると御使が言った、「恐れるな、マリヤよ、あなたは神から?みをいただいているのです。
31 見よ、あなたはみごもって男の子を産むでしょう。その子をイエスと名づけなさい。
32 彼は大いなる者となり、いと高き者の子と、となえられるでしょう。そして、主なる神は彼に父ダビデの王座をお?えになり、
33 彼はとこしえにヤコブの家を支配し、その支配は限りなく?くでしょう」。
34 そこでマリヤは御使に言った、「どうして、そんな事があり得ましょうか。わたしにはまだ夫がありませんのに」。
35 御使が答えて言った、「聖?があなたに臨み、いと高き者の力があなたをおおうでしょう。それゆえに、生れ出る子は聖なるものであり、神の子と、となえられるでしょう。
36 あなたの親族エリサベツも老年ながら子を宿しています。不妊の女といわれていたのに、はや六か月になっています。
37 神には、なんでもできないことはありません」。
38 そこでマリヤが言った、「わたしは主のはしためです。お言葉どおりこの身に成りますように」。そして御使は彼女から離れて行った。
39 そのころ、マリヤは立って、大急ぎで山里へむかいユダの町に行き、
40 ザカリヤの家にはいってエリサベツにあいさつした。
41 エリサベツがマリヤのあいさつを聞いたとき、その子が胎?でおどった。エリサベツは聖?に?たされ、
42 ?高く叫んで言った、「あなたは女の中で祝福されたかた、あなたの胎の?も祝福されています。
43 主の母上がわたしのところにきてくださるとは、なんという光?でしょう。
44 ごらんなさい。あなたのあいさつの?がわたしの耳にはいったとき、子供が胎?で喜びおどりました。
45 主のお語りになったことが必ず成就すると信じた女は、なんとさいわいなことでしょう」。
46 するとマリヤは言った、「わたしの魂は主をあがめ、
47 わたしの?は救主なる神をたたえます。
48 この卑しい女をさえ、心にかけてくださいました。今からのち代?の人?は、わたしをさいわいな女と言うでしょう、
49 力あるかたが、わたしに大きな事をしてくださったからです。そのみ名はきよく、
50 そのあわれみは、代?限りなく主をかしこみ恐れる者に及びます。
51 主はみ腕をもって力をふるい、心の思いのおごり高ぶる者を追い散らし、
52 ?力ある者を王座から引きおろし、卑しい者を引き上げ、
53 飢えている者を良いもので飽かせ、富んでいる者を空腹のまま?らせなさいます。
54 主は、あわれみをお忘れにならず、その僕イスラエルを助けてくださいました、
55 わたしたちの父祖アブラハムとその子孫とをとこしえにあわれむと約束なさったとおりに」。
56 マリヤは、エリサベツのところに三か月ほど?在してから、家に?った。
57 さてエリサベツは月が?ちて、男の子を産んだ。
58 近所の人?や親族は、主が大きなあわれみを彼女におかけになったことを聞いて、共どもに喜んだ。
59 八日目になったので、幼な子に割?をするために人?がきて、父の名にちなんでザカリヤという名にしようとした。
60 ところが、母親は、「いいえ、ヨハネという名にしなくてはいけません」と言った。
61 人?は、「あなたの親族の中には、そういう名のついた者は、ひとりもいません」と彼女に言った。
62 そして父親に、どんな名にしたいのですかと、合?で尋ねた。
63 ザカリヤは書板を持ってこさせて、それに「その名はヨハネ」と書いたので、みんなの者は不思議に思った。
64 すると、立ちどころにザカリヤの口が開けて舌がゆるみ、語り出して神をほめたたえた。
65 近所の人?はみな恐れをいだき、またユダヤの山里の至るところに、これらの事がことごとく語り?えられたので、
66 聞く者たちは皆それを心に留めて、「この子は、いったい、どんな者になるだろう」と語り合った。主のみ手が彼と共にあった。
67 父ザカリヤは聖?に?たされ、預言して言った、
68 「主なるイスラエルの神は、ほむべきかな。神はその民を顧みてこれをあがない、
69 わたしたちのために救の角を僕ダビデの家にお立てになった。
70 古くから、聖なる預言者たちの口によってお語りになったように、
71 わたしたちを敵から、またすべてわたしたちを憎む者の手から、救い出すためである。
72 こうして、神はわたしたちの父祖たちにあわれみをかけ、その聖なる契約、
73 すなわち、父祖アブラハムにお立てになった誓いをおぼえて、
74 わたしたちを敵の手から救い出し、
75 生きている限り、きよく正しく、みまえに恐れなく仕えさせてくださるのである。
76 幼な子よ、あなたは、いと高き者の預言者と呼ばれるであろう。主のみまえに先立って行き、その道を備え、
77 罪のゆるしによる救をその民に知らせるのであるから。
78 これはわたしたちの神のあわれみ深いみこころによる。また、そのあわれみによって、日の光が上からわたしたちに臨み、
79 暗?と死の陰とに住む者を照し、わたしたちの足を平和の道へ導くであろう」。幼な子は成長し、その?も?くなり、そしてイスラエルに現れる日まで、荒野にいた。
80 幼な子は成長し、その?も?くなり、そしてイスラエルに現れる日まで、荒野にいた。