ユダの手紙

章 : 1


第 1 章

15 平安が、あなたにあるように。友人たちから、あなたによろしく。友人たちひとりびとりに、よろしく。
1 イエス?キリストの僕またヤコブの兄弟であるユダから、父なる神に愛され、イエス?キリストに守られている召された人?へ。
2 あわれみと平安と愛とが、あなたがたに豊かに加わるように。
3 愛する者たちよ。わたしたちが共にあずかっている救について、あなたがたに書きおくりたいと心から願っていたので、聖徒たちによって、ひとたび?えられた信仰のために?うことを?めるように、手紙をおくる必要を感じるに至った。
4 そのわけは、不信仰な人?がしのび?んできて、わたしたちの神の?みを放?な生活に?え、唯一の君であり、わたしたちの主であるイエス?キリストを否定しているからである。彼らは、このようなさばきを受けることに、昔から予告されているのである。
5 あなたがたはみな、じゅうぶんに知っていることではあるが、主が民をエジプトの地から救い出して後、不信仰な者を滅ぼされたことを、思い起してもらいたい。
6 主は、自分たちの地位を守ろうとはせず、そのおるべき所を捨て去った御使たちを、大いなる日のさばきのために、永久にしばりつけたまま、暗やみの中に閉じ?めておかれた。
7 ソドム、ゴモラも、まわりの町?も、同?であって、同じように淫行にふけり、不自然な肉欲に走ったので、永遠の火の刑罰を受け、人?の見せしめにされている。
8 しかし、これと同じように、これらの人?は、夢に迷わされて肉を汚し、?威ある者たちを?んじ、?光ある者たちをそしっている。
9 御使のかしらミカエルは、モ?セの死?について?魔と論じ?った時、相手をののしりさばくことはあえてせず、ただ、「主がおまえを戒めて下さるように」と言っただけであった。
10 しかし、この人?は自分が知りもしないことをそしり、また、分別のない動物のように、ただ本能的な知識にあやまられて、自らの滅亡を招いている。
11 彼らはわざわいである。彼らはカインの道を行き、利のためにバラムの惑わしに迷い入り、コラのような反逆をして滅んでしまうのである。
12 彼らは、あなたがたの愛餐に加わるが、それを汚し、無遠慮に宴?に同席して、自分の腹を肥やしている。彼らは、いわば、風に吹きまわされる水なき雲、?らない枯れ果てて、?き捨てられた秋の木、
13 自分の恥をあわにして出す海の荒波、さまよう星である。彼らには、まっくらなやみが永久に用意されている。
14 アダムから七代目にあたるエノクも彼らについて預言して言った、「見よ、主は無?の聖徒たちを率いてこられた。
15 それは、すべての者にさばきを行うためであり、また、不信心な者が、信仰を無視して犯したすべての不信心なしわざと、さらに、不信心な罪人が主にそむいて語ったすべての暴言とを責めるためである」。
16 彼らは不平をならべ、不?を鳴らす者であり、自分の欲のままに生活し、その口は大言を吐き、利のために人にへつらう者である。
17 愛する者たちよ。わたしたちの主イエス?キリストの使徒たちが予告した言葉を思い出しなさい。
18 彼らはあなたがたにこう言った、「終りの時に、あざける者たちがあらわれて、自分の不信心な欲のままに生活するであろう」。
19 彼らは分派をつくる者、肉に?する者、御?を持たない者たちである。
20 しかし、愛する者たちよ。あなたがたは、最も神聖な信仰の上に自らを築き上げ、聖?によって祈り、
21 神の愛の中に自らを保ち、永遠のいのちを目あてとして、わたしたちの主イエス?キリストのあわれみを待ち望みなさい。
22 疑いをいだく人?があれば、彼らをあわれみ、
23 火の中から引き出して救ってやりなさい。また、そのほかの人たちを、おそれの心をもってあわれみなさい。しかし、肉に汚れた者に?しては、その下着さえも忌みきらいなさい。
24 あなたがたを守ってつまずかない者とし、また、その?光のまえに傷なき者として、喜びのうちに立たせて下さるかた、すなわち、わたしたちの救主なる唯一の神に、?光、大能、力、?威が、わたしたちの主イエス?キリストによって、世?の初めにも、今も、また、世?限りなく、あるように、アァメン。