イザヤ書

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第 1 章

13 あなたがたは、もはや、むなしい供え物を携えてきてはならない。?香は、わたしの忌みきらうものだ。新月、安息日、また?衆を呼び集めること――わたしは不義と聖?とに耐えられない。
14 あなたがたの新月と定めの祭とは、わが魂の憎むもの、それはわたしの重荷となり、わたしは、それを負うのに疲れた。
15 あなたがたが手を伸べるとき、わたしは目をおおって、あなたがたを見ない。たとい多くの祈をささげても、わたしは聞かない。あなたがたの手は血まみれである。
16 あなたがたは身を洗って、?くなり、わたしの目の前からあなたがたの?い行いを除き、?を行うことをやめ、
17 善を行うことをならい、公平を求め、しえたげる者を戒め、みなしごを正しく守り、寡婦の訴えを弁護せよ。
18 主は言われる、さあ、われわれは互に論じよう。たといあなたがたの罪は緋のようであっても、雪のように白くなるのだ。紅のように赤くても、羊の毛のようになるのだ。
19 もし、あなたがたが快く?うなら、地の良き物を食べることができる。
20 しかし、あなたがたが拒みそむくならば、つるぎで滅ぼされる」。これは主がその口で語られたことである。
21 かつては忠信であった町、どうして遊女となったのか。昔は公平で?ち、正義がそのうちにやどっていたのに、今は人を殺す者ばかりとなってしまった。
22 あなたの銀はかすとなり、あなたのぶどう酒は水をまじえ、
23 あなたのつかさたちはそむいて、?びとの仲間となり、みな、まいないを好み、贈り物を追い求め、みなしごを正しく守らず、寡婦の訴えは彼らに?かない。
24 このゆえに、主、万軍の主、イスラエルの全能者は言われる、「ああ、わたしはわが敵にむかって憤りをもらし、わがあだにむかって恨みをはらす。
25 わたしはまた、わが手をあなたに向け、あなたのかすを灰汁で溶かすように溶かし去り、あなたの混ざり物をすべて取り除く。
26 こうして、あなたのさばきびとをもとのとおりに、あなたの議官を初めのとおりに回復する。その後あなたは正義の都、忠信の町ととなえられる」。
27 シオンは公平をもってあがなわれ、そのうちの悔い改める者は、正義をもってあがなわれる。
28 しかし、そむく者と罪びととは共に滅ぼされ、主を捨てる者は滅びうせる。
29 あなたがたは、みずから喜んだかしの木によって、はずかしめを受け、みずから選んだ園によって、恥じ赤らむ。
30 あなたがたは葉の枯れるかしの木のように、水のない園のようになり、?い者も麻くずのように、そのわざは火花のようになり、その二つのものは共に燃えて、それを消す者はない。
31 ?い者も麻くずのように、そのわざは火花のようになり、その二つのものは共に燃えて、それを消す者はない。
1 ベニヤミンの地アナトテの祭司のひとりである、ヒルキヤの子エレミヤの言葉。
2 アモンの子、ユダの王ヨシヤの時、すなわちその治世の十三年に、主の言葉がエレミヤに臨んだ。
3 その言葉はまたヨシヤの子、ユダの王エホヤキムの時にも臨んで、ヨシヤの子、ユダの王ゼデキヤの十一年の終り、すなわちその年の五月にエルサレムの民が捕え移された時にまで及んだ。
4 主の言葉がわたしに臨んで言う、
5 「わたしはあなたをまだ母の胎につくらないさきに、あなたを知り、あなたがまだ生れないさきに、あなたを聖別し、あなたを立てて万?の預言者とした」。
6 その時わたしは言った、「ああ、主なる神よ、わたしはただ若者にすぎず、どのように語ってよいか知りません」。
7 しかし主はわたしに言われた、「あなたはただ若者にすぎないと言ってはならない。だれにでも、すべてわたしがつかわす人へ行き、あなたに命じることをみな語らなければならない。
8 彼らを恐れてはならない、わたしがあなたと共にいて、あなたを救うからである」と主は仰せられる。
9 そして主はみ手を伸べて、わたしの口につけ、主はわたしに言われた、「見よ、わたしの言葉をあなたの口に入れた。
10 見よ、わたしはきょう、あなたを万民の上と、万?の上に立て、あなたに、あるいは?き、あるいはこわし、あるいは滅ぼし、あるいは倒し、あるいは建て、あるいは植えさせる」。
11 主の言葉がまたわたしに臨んで言う、「エレミヤよ、あなたは何を見るか」。わたしは答えた、「あめんどうの枝を見ます」。
12 主はわたしに言われた、「あなたの見たとおりだ。わたしは自分の言葉を行おうとして見張っているのだ」。
13 主の言葉がふたたびわたしに臨んで言う、「あなたは何を見るか」。わたしは答えた、「煮え立っているなべを見ます。北からこちらに向かっています」。